松山市の岩上ハウジングが仲介売却と不動産買取について解説します。

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realestate realestate 不動産売却の方法について

不動産売却を考える場合は、その目的に合わせて最適な方法を選ぶことが重要です。
不動産売却には、「仲介売却」と「不動産買取」の2つの主要な方法があります。
こちらでは、松山市で不動産相続に対応している「岩上ハウジング」が、
高く売りたい方向けの仲介売却と早く売りたい方向けの不動産買取の違いについて詳しく説明し、
それぞれのメリットと適用状況を掘り下げます。

仲介売却と不動産買取について

仲介売却と不動産買取について

不動産売却には、主に「仲介売却」と「不動産買取」の2つのアプローチが存在します。これらの売却方法はそれぞれ異なる特徴を持ち、売却の状況や目的に応じて選択するのが一般的です。まずは売却方法の基本的な違いと、それぞれの利点と制約を確認しましょう。

不動産売却における「買取」と「仲介」の違い

※表は左右にスクロールして確認することができます。

  仲介売却 不動産買取
買主 一般個人または投資家 不動産会社
売却価格 市場価格に準ずる 市場価格より20~30%低め
仲介手数料 売却価格の3%+60,000円+消費税が一般的 不要
手続き期間 買主を見つけるまで時間が不定 短い(即時買取が可能)
必要手続き 複雑(内覧、交渉などが必要) シンプル(手続きが少ない)

仲介売却

仲介売却とは、不動産業者が売主と買主の間を仲介し、物件を市場価格で販売する方法です。この方法を選択することで、物件の魅力を最大限に引き出し、広範なマーケットへアクセスすることが可能です。

仲介売却の流れ
【1】査定依頼
売却を考えている不動産の価値を把握するため、一社もしくは複数の不動産会社に査定を依頼します。この段階で、物件の状態、立地、市場の動向を考慮した上で、適正な売却価格が提示されます。
【2】不動産会社による査定
不動産会社は専門の評価基準に従って物件を査定し、売却価格を提案します。この価格は、近隣の類似物件の売買情報や、市場の需要と供給の状況に基づいて算出されます。
【3】媒介契約の締結
査定結果に納得した後、売却を代行してもらう不動産会社と媒介契約を結びます。契約形態には専任媒介、一般媒介などがあり、契約の種類によってサービス内容や責任範囲が異なります。
【4】売却活動
媒介契約を結んだ不動産会社は、インターネットをはじめとするさまざまな媒体から物件情報を広告します。また、オープンハウスの開催や個別の内覧会の手配を行い、積極的に買主を探します。
【5】売却
適切な買主が見つかった場合は、売買条件の最終調整に入ります。この段階で価格交渉が行われ、双方の合意のもと売却が進行します。
【6】不動産売買契約の締結
条件に合意した後は、正式な売買契約を締結します。この契約には、売却価格、支払い条件、引き渡し日など、取引の詳細が記載されます。
【7】引き渡し
契約に基づいたすべての条件が満たされた後、物件の引き渡しを行います。この時点で、売主は物件からの所有権を放棄し、買主に移行します。
仲介売却のメリット・デメリット
仲介売却のメリット
高額での売却を狙える 不動産会社が査定額を算出するものの、物件の価格は売主自身が自由に設定できます。そのため、急いで売らなければならない事情がなければ条件に合う買主が来るまで待つことが可能です。
販売活動を任せられる 不動産を売るためには、その不動産をアピールするための販売活動が必要です。仲介売却を選択すれば、成功報酬として手数料を支払う必要があるものの、販売活動を不動産会社にすべて任せられます。
事前準備がしやすい 仲介売却では、売却が完了するまでに3ヶ月から半年ほどかかるのが一般的です。この時間を利用して、売却完了までの間に資金計画を立てたり引っ越しをしたりといった事前準備を進めることができます。
仲介売却のデメリット
時間がかかることがある 適切な買主が見つかるまで時間がかかることがあります。市場の状況や物件の条件によっては、売却まで数ヶ月を要することもあります。
仲介手数料がかかる 売却成功時には不動産会社に支払う手数料が発生します。これは通常、売却価格の一定割合で設定され、追加の費用負担となります。
内覧や交渉が必要 売主は内覧の対応や購入希望者との交渉を行う必要があります。他者とのコミュニケーションが苦手な方にとっては大きな負担になりがちです。
プライバシーの問題 販売活動中は多くの見知らぬ人が物件を訪れるため、プライバシーが損なわれることがあります。また、地域社会に売却情報が広まることもあります。

不動産買取

不動産買取とは、売却を希望する物件を不動産会社が直接購入する方法です。この売却方法は、不動産の迅速な現金化を必要とする場合や、市場での長期的な売却手続きを避けたい場合に特に適しています。

不動産会社による直接買取は仲介手数料が不要で、瑕疵担保責任が免除されるなどの利点がありますが、市場価格よりも低くなることが一般的です。以下では、不動産買取の流れをはじめ、メリットとデメリット、さらに買取に向く物件と向かない物件について詳しく解説します。

不動産買取の流れ
【1】査定依頼
まずは売却を検討している不動産の価値を知るために、買取を行う不動産会社に査定を依頼します。
【2】不動産会社による査定
買取を検討する不動産会社は、物件を現地調査し、市場価格と比較してどの程度の価格で買取が可能かを査定します。
【3】買取契約の締結
査定結果に納得した場合、売主は不動産会社と直接買取契約を締結します。この契約により、仲介業者を介さずに直接取引が行われます。
【4】引き渡し
契約に基づいて、物件の引き渡しと対価の支払いが行われます。通常、この引き渡しまでの手続きは迅速に進行し、短期間で完了します。
不動産買取のメリット・デメリット
不動産買取のメリット
仲介手数料が必要ない 不動産は直接不動産会社が買取るため、仲介売却のような仲介手数料が発生しません。
すばやい現金化 買取であれば条件に合う買主を探す必要がないため迅速な取引が可能で、急いで現金が必要な場合に適しています。
瑕疵担保責任が免責 通常の売却と異なり、買取後に物件の問題が発覚した場合でも売主が責任を負うことはありません。
住宅ローン特約がない 買取では住宅ローンの承認を待つ必要がなく、即座に取引が完了します。
不動産買取のデメリット
買取価格が減額される 不動産会社がリスクを考慮して直接購入するため、買取価格は市場価格よりも低くなります。
対応不可の不動産もある 物件の状態や市場性によっては、不動産会社が買取を拒否する場合があります。
買取に向く物件・向かない物件

不動産の買取に適した物件とそうでない物件を見極めることは、売却を成功に導くうえで非常に重要です。以下では、どのような物件が買取に適しているのか、またその逆はどのようなケースが当てはまるのかを解説します。

買取に向いている物件 買取に向かない物件
  • 急ぎで現金化を必要とする物件
  • 管理が困難な遠隔地の物件
  • 市場での売却が難しい特殊な物件
買取に向かない物件
  • 高額で売却可能な物件
  • 市場性が高い好立地の物件

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